医師紹介/ドクターズインタビュー

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理事長紹介

理事長

水野 薫(ミズノ カオル)

水野 薫(ミズノ カオル)

ご挨拶

地域の皆さまに支えられ、おかげさまで当院は開院から35年を迎えることができました。これまで、乳幼児からご高齢の方まで、幅広い年齢層の患者さんにご来院いただき、ひとりの医師として、そして地域のかかりつけ医として、多くの出会いと学びをいただきました。

今後は、次世代を担う息子にバトンを渡しつつ、地域医療への貢献という想いは変わらず、引き続き見守ってまいります。新しい時代の医療と、これまでの信頼を大切にしながら、患者さんにとって安心できる医院であり続けられるよう努めてまいります。

経歴

和歌山県立医科大学卒業
大阪大学眼科学教室入局
東大阪市立中央病院 眼科
大阪大学 助手、講師
羽曳野病院 眼科
米国マイアミ大学へ留学
大阪鉄道病院 眼科
水野眼科開院

所属学会/資格

【所属学会】
日本眼科学会

【資格】
日本眼科学会認定 眼科専門医
医学博士号取得

院長紹介

院長

水野博史(ミズノ ヒロシ)

水野博史(ミズノ ヒロシ)

ご挨拶

このたび、父である理事長から医院を継承し、水野眼科の院長として診療にあたることとなりました。大学病院では主に網膜硝子体疾患の治療や手術および難治性の白内障手術に携わってまいりましたが、今後はその経験を活かしながら、地域の皆さまに質の高い医療をご提供できるよう努めてまいります。

眼科医療は日々進化していますが、患者さんにとって最も大切なのは「安心して相談できる場所があること」だと考えています。小さな不安も気軽に話していただけるような、やさしく温かい診療を目指してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

経歴

金蘭千里高等学校卒業
大阪医科大学(現大阪医科薬科大学)卒業
近畿中央病院にて初期研修医
大阪医科大学(現大阪医科薬科大学)眼科学教室入局
大阪市立総合医療センター 眼科 医員
市立ひらかた病院 眼科 医長
大阪医科薬科大学 助教、医局長 網膜硝子体専門外来

現在は大阪医科薬科大学および関連病院にて手術指導医を兼任(非常勤)

所属学会/資格

【所属学会】
日本眼科学会
日本網膜硝子体学会
日本眼科手術学会
日本眼循環学会

【資格】
日本眼科学会認定 眼科専門医
屈折矯正手術認定医
オルソケラトロジー認定医
ボトックス治療認定医
日本眼科学会CTR(水晶体嚢拡張リング)講習会受講修了

ドクターズインタビュー

35年の歴史を持つ水野眼科が新たな一歩を踏み出します。開業以来、地域に根差した眼科医療を提供してきた理事長と、大学病院での経験を活かして診療を引き継ぐ院長に、医師を目指したきっかけから今後の展望まで、親子二代にわたる眼科医としての想いをお聞きしました。

医師を目指したきっかけ

医師を目指したきっかけ
医師を目指したきっかけ
ドクターを目指されたきっかけを、お二人からお聞かせいただけますか?

理事長特別なきっかけはありませんが、幼い頃よく風邪をひいては小児科に通っていたため、お医者さんが身近な存在でした。小学生の頃には「将来は医者になる」と自然と思っていたように記憶しています。ただし、その時は「医者になるには相当勉強しないといけない」という認識はありませんでした。単純に、なりたいと思えばなれると思っていたのです。本格的に医学部を目指して勉強を始めたのは中学生になってからです。そこから努力を重ね、医師になりました。
院長私の場合は、実家が眼科医院だったことが大きいです。小さい頃から診療の様子を見ていたので、自然と「自分も眼科医になりたい」と思っていました。高校生の頃に医学部への進学を決意し勉強しました。親から強制されたことはなく、医学部で各診療科を学んだうえで、眼科が一番面白いと感じたため、改めて眼科医を志すようになりました。

専門分野について
専門分野について
眼科の中で、特に専門にされている分野はありますか?

理事長専門は「網膜ぶどう膜炎」です。これは臨床だけでなく研究的な側面も強く、基礎研究に近い分野です。もともと研究にも興味があり、臨床と研究の両立ができ、さらに手術もできる点に魅力を感じて選びました。

院長私は「網膜硝子体疾患」、特に「硝子体手術」が専門です。大学病院でもこの分野で診療をおこなっていました。硝子体手術は眼科手術の中でも難易度が高いといわれており、緊急手術も多く大変ですが、やりがいも多く、難症例の白内障手術でも問題なく対応することが可能です。また、大学勤務時代は動物実験を用いた基礎研究も行っており、大学病院の使命である「臨床」「研究」「教育」に尽力してまいりました。

父(理事長)から学んだこと・尊敬する点

父(理事長)から学んだこと・尊敬する点
父(理事長)から学んだこと・尊敬する点
お父様を尊敬している点はありますか?

院長父が開業して何十年も地域医療に携わり、信頼を築いてきた姿には大きな敬意を抱いています。ゼロから医院を立ち上げ、たくさんの患者さんに支持されてきたこと、そして今も通ってくださる方が多いことは、本当に素晴らしいことだと思います。また、父は大学勤務医時代、研究や手術にも積極的に取り組んでいたと聞いています。臨床医としても、研究者としても、多くの実績を残してきた姿に学ぶところが多いです。

今後の展望
今後の展望
街が高齢化してきている中で、今後の展望などはありますか?

院長この地域は小さいお子さまから高齢の方まで幅広い世代が住んでおり、眼科診療のニーズは今後さらに高まると考えています。市民病院や大学病院に通うのが難しい高齢の方も多く、地域に密着した眼科の重要性は大きいです。当院では、そうした地域の方々にとって身近で頼れる存在でありたいと考えています。大学病院で培った知識や手術技術を生かしながら、安心して通えるクリニックをめざしていきたいです。

患者さんに接する際に大切にしていることはありますか?

患者さんに接する際に大切にしていることはありますか?
患者さんに接する際に大切にしていることはありますか?

理事長患者さんの声をしっかり聞くことを、診療の基本としています。特に高齢の方は症状をうまく説明できない場合も多いので、丁寧に耳を傾け、真意をくみ取ることを心がけています。その人の生活背景や不安も含めて、トータルで診るという姿勢を大切にしています。病気を見るだけでなく、「人を診る」ことが医療の原点だと考えています。

院長医療の説明を分かりやすく伝えることを大事にしています。専門用語はできる限り使わず、患者さんにとって身近な言葉で丁寧にご説明するようにしています。特に手術に関しては、不安な気持ちを少しでも取り除けるよう、丁寧な説明と穏やかな対応を心がけています。安心して任せていただけるような存在でありたいと思っています。

医院継承への想い
医院継承への想い
今後医院を引き継いでいくにあたってのお気持ちをお聞かせください。

理事長年齢とともにできることには限界が出てきます。今後、医院を息子に継承していくことは自然な流れであり、安心して任せられると感じています。若い医師によって新しい視点や医療が加わることで、医院はさらに発展していくでしょう。近隣で質の高い手術を受けられる環境は、患者さんにとっても大きなメリットになると思います。

患者層と診療内容

患者層と診療内容
患者層と診療内容
患者さんの年齢層はどのような感じですか?

理事長当院には、乳幼児からご高齢の方まで幅広い年代の患者さんがいらっしゃいます。

特に多い疾患などはありますか?

理事長診療内容も、結膜炎やものもらいといった一般的な疾患から、白内障や緑内障、網膜疾患まで多岐にわたります。眼鏡・コンタクトレンズの処方も多く、地域の「かかりつけ眼科」として幅広く対応しています。息子が加わったことで、より専門性の高い診療までカバーできる体制が整ってきています。

大学病院での経験を地域医療に活かす
大学病院での経験を地域医療に活かす
大学病院で培われた技術をここでどのように活かしていかれるのですか?

院長私は大学病院で網膜疾患を専門に診療し、硝子体手術を中心に多くの症例を経験してきました。大学病院は「最後の砦」として、他の医療機関では対応が難しい重症例が集まる場所です。白内障一つとっても、合併症を伴う難症例などが多く、そこで得た知識と技術は非常に貴重なものでした。

当院は規模こそ限られていますが、必要な機器や体制を整えることで、地域の患者さんに対しても高水準の医療を提供できると考えています。特に「どの症例までを院内で診て、どこから大学病院に紹介するか」という判断には経験が必要であり、これまでの臨床経験をしっかり活かしていきたいと思っています。

クリニックで手術をおこなう意義

クリニックで手術をおこなう意義
クリニックで手術をおこなう意義
クリニックで手術をすることへの思いをお聞かせください

院長眼科の手術は、他科と比べて比較的コンパクトな設備で高精度の処置が可能です。麻酔科医など他の診療科との連携が不要なケースも多く、術者一人で完結できるという大きな特徴があります。そのため、大学病院と同等の技術を、地域のクリニックでも提供しやすいのが眼科の魅力のひとつです。
当院では白内障手術をはじめ、硝子体手術も対応可能な体制を整えており、「このクリニックで完結できる医療」を目指しています。もちろん、すべての症例に対応できるわけではありませんが、可能な限り、地域の方が遠方に通うことなく治療を受けられる環境を作りたいと考えています。

地域の方へメッセージ
地域の方へメッセージ
最後に、このホームページをご覧の患者さんや眼科をお探しの方へのメッセージをお願いします

地域の方々にとって、安心して通える医療機関であり続けたい、これが親子共通の思い。

院長当院は、父の代から35年にわたり地域に根差してきたクリニックです。私が新しく院長を務めることになりましたが、親子での継承という形で、これまでの信頼を引き継ぎながら、より専門的で質の高い医療を提供してまいります。市民病院や大学病院での勤務経験を活かし、地域の皆様に安心して通っていただけるよう努めてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

理事長これまで私は、地域の「かかりつけ医」として、主に外来診療を中心に診療をおこなってまいりました。これからは息子が加わることで、手術を含む医療の幅が大きく広がっていきます。特に白内障の日帰り手術が可能になったことで、遠方の病院に行かなくても、地域で完結できる体制が整いつつあります。これまでの信頼を大切にしながら、患者さんにとって安心できる医院であり続けられるよう努めてまいります。

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