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こんなお悩みありませんか？
- コンタクトレンズを長時間つけていると目が乾いて不快感がある
- 目が充血しやすく、夕方になると目が疲れてしまう
- コンタクトレンズの種類が多すぎて自分に合うものがわからない
- コンタクトレンズをつけると目がゴロゴロする感じがする
- 最近視力が低下したように感じるが、コンタクトレンズを変える時期なのか判断できない
コンタクトレンズについて
コンタクトレンズとは角膜（黒目）の上に乗せて使用する医療機器です。視力矯正やおしゃれのために大活躍しますが、コンタクトレンズやそのケア用品にはさまざまな種類があります。また適切に使用しないと目の病気の原因になる場合があるので注意が必要です。
コンタクトレンズの役割
視力を矯正する
近視、遠視、乱視、そして老視（老眼）になると物を見る際のピントが適切に合いにくくなりますが、コンタクトレンズ装用によりピントが合うことで、物をはっきりと見ることができます。眼鏡も同じ目的で使いますが、コンタクトレンズには眼鏡にはないメリットがあります。
コンタクトレンズのメリットとデメリット
コンタクトレンズのメリット
- 視野が広い
- レンズがくもらない
- ゆがみが少なく見え方が自然
- スポーツをする際に外れたり壊れたりしない
コンタクトレンズのデメリット
- 正しい着け方や外し方を習得するために練習が必要（ただし小学生のお子さまでも上手に使われているのでご安心ください）
- 適切なケアが必要
- 1DAY使用以外のコンタクトレンズでは、清潔に保つための適切なケアを毎日おこなう必要があります。
- 不適切な使用やケアで目の病気になる場合がある
- 目に病気のある方は使用できない場合がある（例えばドライアイの方はコンタクトレンズで悪化することがあります）
当院では、コンタクトレンズが初めての方に対して、医師による丁寧な検査とスタッフによる親切なサポートを提供しておりますので、どうぞ安心してご来院ください。
コンタクトレンズの種類
レンズの素材による分類
硬くて黒目よりも小さいハードコンタクトレンズと、柔らかくて黒目よりも大きいソフトコンタクトレンズがあります。それぞれにメリットとデメリットがあります。
ハードコンタクトレンズ
メリット
- 一度購入すれば何年でも使用できるので経済的
- 酸素透過性が良く目に優しい
- 乱視の矯正に強くどのような乱視でも矯正が可能
- トラブルの初期に痛みが出るため、重症な角膜障害に発展しにくい
デメリット
- 異物感が強く装用感が悪い
- 慣れるまでにやや時間を要する
ソフトコンタクトレンズ
メリット
- 初めてでも慣れやすい
- レンズが大きくズレにくい
- 装用感が良い
- スポーツや激しい運動時も使いやすい
- 種類が豊富で選択肢が多い
デメリット
- 汚れやすく、より適切なケアが求められる
- 耐久性が悪い
- 酸素透過性が悪い
- 角膜障害が重症化するまで気づきにくい
装用タイプによる分類
使い捨てタイプ
指定された期間まで装用したら交換するコンタクトレンズのことです。1日使い捨てや2週間で交換などさまざまな装用期間があり、決められた期日を守って利用します。
長期使用タイプ
長い期間装用できるコンタクトレンズのことです。使い捨てタイプとは違い特に装用期間は決まっていないのですが、毎日のケアや定期的に眼科での検査が必要です。
使い捨てタイプの種類
1日使い捨てタイプの特徴（1dayタイプ）
1日で使い捨てることができるのでコンタクトレンズのケアが必要ありません。毎日新品のコンタクトレンズを装用するので、衛生的に使い続けることができます。
メリット
- ケアが不要
- 毎日交換だから清潔
- 用途に合わせてメガネと使い分けられる
デメリット
- 定期交換タイプよりも高価
- 一度外したら再使用は禁止
このような方におすすめです
- ケアをする手間は省きたい方
- 普段はメガネだけどたまに使いたい方
- 運動や旅行をする時にだけ使いたい方
- 目をとにかく衛生に保ちたい方
定期交換タイプの特徴（2week、1monthタイプ）
2週間、1ヶ月ごとに新しいレンズに交換します。指定された装用期間までは洗浄液を使い手入れをしていきます。1日使い捨てタイプよりもコストを抑えることができ、利用者がもっとも多いレンズです。
メリット
- 1DAYよりコストが抑えられる
- 買い直す手間が少ない
デメリット
- 装用期間中はケアが必要
- 宿泊の際に荷物が多くなる（ケースや洗浄液など）
このような方におすすめです
- 費用を極力抑えたい方
- 毎日コンタクトを使う方
コンタクトレンズによる目の病気
間違ったケアや不適切な使用により、コンタクトレンズが直接接触する角膜が障害され、角膜感染症や角膜潰瘍などの病気になる場合があります。
特に問題なのが
ソフトコンタクトレンズです。
ハードコンタクトレンズに比べて異常に気がつきにくく、そのため痛みや異物感を自覚したときにはかなり進行しているケースが少なくありません。
重症化すると入院が必要となるだけでなく、失明するケースもあります。そのため正しいレンズケア、適切な使用法の遵守、そして眼科での定期検査による異常の早期発見がとても大切です。
コンタクトレンズは、正しい使用方法を守りましょう
コンタクトレンズの不適切な使用は角膜感染症や角膜潰瘍などの病気の原因になります。
コンタクトレンズをこのように使っていませんか？
- 1日使い捨てコンタクトレンズを数日にわたって使っていませんか？
（2週間交換コンタクトレンズを2週間以上使うなど） - コンタクトレンズを装用したままで寝ていませんか？
- 定期検査を受けていますか？
厚生労働省は3ヶ月ごとに眼科での定期検査受診を推奨しています。
眼科の処方（指示書等）がなぜ必要なのか
コンタクトレンズ購入時に眼科受診が必要なのには理由があります。眼科で検査を受けることが目の健康を守るために大切だからです。
目に合わないコンタクトレンズはトラブルの原因に
コンタクトレンズは、目に直接装用する医療機器です。目に合わないコンタクトレンズを使ったり、取扱い方法を誤ったりすると、眼の病気につながることがあります。
トラブルを避けて安全に使用するには、眼科医に目の状態を検査してもらい、目に合ったコンタクトレンズの処方（指示書等）を受けることが大切です。
また、目の状態は日々変わるため、処方（指示書等）の有効期限や購入上限箱数は守りましょう。コンタクトレンズを購入する際に処方（指示書等）の期限が過ぎていた場合、再度眼科を受診し、目の状態を確認する必要があります。
コンタクトレンズの装用時間と装用期間には個人差がある
コンタクトレンズは目の状態に合わせて使うため、同じコンタクトレンズでも装用可能な時間は個人差があります。終日装用できる方もいますが、何時間使えるかは人によって異なります。
無理な使い方は目のトラブルにつながるため、必ず眼科医の処方（指示書等）に従いましょう。
目のトラブルは自覚症状が出にくい
目のトラブルの多くは自覚症状が出にくく、異常を感じたときには病状が進行していることも珍しくありません。「気がついたら深刻な症状になっていた」という事態を防ぐためにも、少しでも違和感があれば必ず眼科を受診しましょう。
また、目の状態や視力は日々変化するため、コンタクトレンズの初回購入時だけでなく、定期的に眼科の検査を受けることが大切です。
コンタクトレンズのケア用品も大切です
コンタクトレンズを清潔に保つためには、レンズケースや洗浄液、保存液などのケア用品を決められた方法で正しく使いましょう。
低価格や使用法の簡便さを前面に出した商品を格安店で目にする機会がありますが、コンタクトレンズの汚れをきっちりと落とすなど清潔な管理が何よりも大切です。汚れたコンタクトレンズを使った結果、目の病気になっては意味がありません。
眼科で自分に見合ったケア用品を選び、正しい方法で使用することが一番
当院ではケア用品の選択はもちろん、使用法までしっかりとサポートさせていただきます。
コンタクトレンズに関するご質問やお悩みがありましたら、お気軽に水野眼科にご相談ください。初めての方でも丁寧に対応いたします。
